ご挨拶

第5回 皮膚褥瘡外用薬学会学術集会
大会長 川崎 美紀
茜会 よしみず病院 薬剤部長

 

 この度は第5回皮膚褥瘡外用薬学会学術集会の大会長をさせていただくことになりました。関係各位に感謝を申し上げます。

 本薬学会におきましては、『入院・在宅におけるシームレスな外用療法を考える』をテーマと掲げております。2020年2月に開催を予定しておりましたが、新型コロナ感染症の感染拡大のため延期となっておりました。

この3年間で学術集会を取り巻く環境も一変し、インターネットによる会議や学会発表、学会視聴が当たり前となり、学会場での活発な討議が懐かしく感じております。

 我々の医療現場も新型コロナ感染症の影響を大いに受けましたが、第4回までの外用療法研究会、学会となり学術集会を通じて、外用療法においても各職種が連携してチーム医療に取り組むことが不可欠であり、さらに、昨今の在宅医療の拡充により、自施設のみだけでなく地域におけるチーム医療の重要性というのは、アフターコロナでも変わりません。

シームレスな外用療法の実現に向け、全職種参加型としており、より一層多職種の皆様の参加を期待し、皮膚潰瘍、褥瘡をその職種の視点から学べるようなプログラムを準備しております。

 今回は、ハイブリット開催としておりますが、下関で学術集会を開催させていただきます。コロナ禍が終了して、できるだけ多くの方に現地に足を運んでいただき、学術集会と下関の幸や街を楽しんでいただければ幸いです。

 

2023年2月